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◆ 使用部品
50は大好きな球ですので・・・力が入ります。
将来的にフィリップス F704も使う前提で・・・
初段とドライバーに独逸シーメンスの球を・・・
整流管も独逸テレフンケン RG105を・・・万全の布陣で臨みます。
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◆ F704
部品配置が終わりまして、CAD屋さんに作図をお願い致しました。
CAD図面が出来上がれば・・・後はシャーシのレーザー加工へ・・・
米国の50とは一寸趣が違います・・・欧州の50です。
F704のUXベース・・・バルブには 50 の名前が・・・良いでしょ
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◆ シャーシ図面
シャーシの図面が出来上がりましたので、発注致しました。
成る可く大きく成らないように・・・心がけているのですが・・・
特注のテクトロントランスが大きいので・・・致し方ないですね・・・
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◆ サブシャーシ
出力管と整流管の取付シャーシです。
整流管は2.5Vと4Vをつなぎ替えで使える様に・・・
実は・・・色んなパーツを欲張って取り付けたら、電源SWに当たってしまうのです・・・
削るわけにもいかず・・・苦肉の策で電源SWを通常の逆に取り付けて(クライアント了承)解決。
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◆ 電源部途中
電源部分から配線を始めています。
配線の曲がり具合とか・・・被服の色とか・・・
此で結構気を使っているのですよ・・・
大阪のアマチュアの方で見事な配線のアンプを見せられましたので・・・手を抜けません。
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◆ フィラメント電圧
50のフィラメントはDC点火で無いと如何してもハムが取れませんので・・・
でも・・・SWを入れたときのラッシュが怖いですよね・・・
其処で一工夫・・・私はプラス回路にサーミスタを入れています。
サーミスタはフィラメントと反対に暖まると抵抗値が下がるので、ラッシュも幾分和らぎます・・・
良いフィラメント電圧に落ち着きました。
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◆ 増幅部
初段からドライバーまでの配線が終わりました。
今回真空管の取付が斜めでしたので、写真の4Pラグ板を初めて使いました・・・
普通の立てラグの方が作りやすいです。
でも・・・上手く纏まったかな・・・
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◆ 配線終了
配線が終わりました。
間違い探しのような写真が続いておりますが・・・
ここは、整流管を挿して・・・電圧の確認です。
初段管のバイアス電圧を確認して・・・もう少し絞った方が・・・
抵抗を交換して・・・此で良し。
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◆ 上から
自分では中々上手く纏まったと・・・思っているのですが・・・
50のアンプは大体同じような配置に成りますネ・・・
整流管の姿が少し小ぶりですが・・・
高圧をかけられる片側2本フィラメントの優れものです。
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◆ ブラームス
では・・・最初にブラームスを・・・
あまりにも有名な名盤です・・・
分厚いオーケストラの中でヌヴーのバイオリンが浮かび上がります。
此でモノラル録音ですよ・・・素晴らしいですね・・・
最後まで聴いてしまいました。
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◆ ベートーヴェン
御大ルービンシュタイン・・・最晩年のエンペラーです。
此の演奏を聴くたびに頑張らなければと元気をもらいます。
音は如何なのか・・・肝心な音は50の良さが十分発揮できたと自負致しておりますが・・・
最終の評価はクライアントですが・・・
喜んで頂けると思います。
オリジナルアンプに興味を持たれましたら、お気軽にご相談ください。
℡025-775-7383
E-Mail:tubeaudiolabo@rouge.plala.or.jp