チューブ・オーディオ・ラボ

PX4/RES664d/LK460コンパチアンプ作成          1/28~ 【お待たせしました更新です。10/8】


今回は、随分お待たせしていました、PX4/RES664d/LK460等のコンパチアンプの製作に取り掛かります。
バックオーダーを抱えながらのご紹介、粛々と進めてまいります。
★なんとかフェアに間に合いました・・・後はエージング。

1・テクトロン

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■ テクトロン
 今回使用するテクトロン特注トランスです。
 電源、チョークコイル、ドライバー、出力トランス・・・モノブロック2台分です。
 モノラルアンプでも完成後は・・・気合いを入れないと・・・持てないと思います。


2・シャーシ設計

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■ シャーシ設計
 モノブロック2台ですので、そんなに大きくならないと思っているのですが・・・ テクトロンのトランスが4台乗っかりますので・・・やむを得ない大きさになりそうです。
 写真は・・・C3g C3o バリューム昇華型RE604 メッシュプレートRGN2004です・・・ 入手の難しい貴重級球です・・・


3・切替え部品

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■ 切替え部品
 ヨーロッパ球コンパチアンプの要・・・バイアス切替え回路の部品です。
 当初メタル抵抗をシャーシ取付を考えていましたが、場所もとるし・・・ 上手く纏まらなかったので、随分と時間が掛かりましたが、基板に纏めてスッキリとしました。


4・シャーシ図面

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■ シャーシ図面
 随分と時間が掛かりましたが、シャーシ図面が出来上がり発注致しました。
 何しろ・・・テクトロントランスが大きいですので、真空管と部品位置のバランスを・・・ 等と良いわけがましいですが・・・レーザー加工所に発注致しました。


5・シャーシ

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◆ シャーシ
 シャーシが出来上がって来ました。
 1.6mmの鋼板シャーシです、テクトロントランスが乗りますので・・・
裏蓋を付けると単体でもケッコウ重いです、でも・・・この位で無いと・・・ネ


6・銘板

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◆ 銘板
 出力管の切替え用を彫刻で製作して貰いました。
 各ポジションは代表的な真空管の名前です・・・
1. 2 3・・・でも良かったのですが・・・此の方が分かり易いと思いましたので・・・


7・塗装

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◆ 塗装
 塗装も上がって来ましたので、部品取付準備が出来ました。
 塗装色は何時もの黒色ハンマートーン・・・
良い感じでしょ


8・部品取付

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◆ 部品取付
 トランスを残して、部品が取付きました。
 専用アンプのスマートさは有りませんが・・・
機械と言う無骨の雰囲気が有ると思うのですが・・・

如何でしょうか。


9・取付終了

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◆ 取付終了
 トランスが付くと重いです・・・
重量は23㎏有りましたのでクライアントさん、呉々もお気を付け下さい。
 さて・・・此で配線に取りかかれます。


10・配線開始

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◆ 配線開始
 配線を始めました・・・とても重くて・・・思うように行きません。
 モノアンプ2台ですので、時間も2倍掛かります。
 基板からの配線は番号を付けて・・・間違いないように。


11・配線途中

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◆ 配線途中
 単線は好きな配線材ですが、電源とOUT二次側以外は細めの22ゲージで配線した方がやりやすいし・・・
纏まりも良いのですが、もう後には退けませんので・・・このまま続けます。


12・配線終了

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◆ 配線終了
 ヤット配線が終わりました。
 色々と試行錯誤が有りまして、大分時間が掛かってしまいましたが… 此のアンプの要、バイアス切替えも問題なく動作しています、 出力管のプレート電圧も実効値250V・・・C3gとC3oも調整で良い動作点に持って行けました。
 此処で問題発生です、支給された100mAのパネルメータの支持数値が実際より低いのです・・・
 さて・・・色々考察してみましたが・・・当方のシャーシが1.6mm鉄板加工品ですので、 メータがFe仕様で無いと支持数値が違ってきます、新たに特注致します。


13・PX4

10/08
◆ PX4
 先ずはお預かりしている PX4を挿して・・・
メータの支持数値は当てになりませんが正常動作しています。
 整流管はメッシュプレートのRGN1064です、フィラメントがキレイに見えますので 眺めているだけでも楽しいですね。


14・アンダルシアの風

10/08
◆ アンダルシアの風
 2台並ぶと凄みが有ります・・・中々此の感じは他のアンプでは出しにくいのでは・・・と悦に入っています。
 試聴はアンダルシアの風・・・素っ気ないジャケット写真ですが、今田勝のピアノと 渡辺香津美のギター・・・大好きな曲です。


15・RES664d

10/08
◆ RES664d
 久しぶり(2年ぶりかな)のRES664dです。
 フィラメントのエージングをしてから音出しです・・・
 バリューム昇華フィラメントの音は素晴らしいの一言です。
 分厚い低音・・・抜けの良い中高音・・・此は凄い・・・



1月のスタート宣言から間をあけての再スタート(なんとその間に2台も作りました・・・)
此方もフェアに出品予定ですが・・・何とかエージングにこぎ着けました。

是非フェア会場で本当の音をお確かめ下さい

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