マッキントッシュC11プリアンプの修理       2019年3月18日



症状は片側からブツブツとノイズが出る・・・真空管を交換しても同じ状態・・・
さて、いかなる不具合が・・・
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1・ 初見
症状を確認して・・・なるほど、此では使えませんね・・・

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2・ コンデンサー交換
ブツブツノイズの原因のバイパスコンデンサーを交換します、此処は両チャンネル分交換です。

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3・ 抵抗交換
 電圧を初段からチェックして行くと、片側のプレート電圧が低い・・・箇所がありました。
 此の抵抗も不良ですね・・・此処も両チャンネル交換です。

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4・ ダイオード追加
 B電圧が規定値より低いでしたので、セレンの箇所にダイオードをパラに入れました。
 マランツ7でもセレン整流を使って有るアンプ修理はダイオードをパラに入れます、 ダイオードだけですと音が変わりますので。

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5・ 全体
 前に修理でカップリングなどのコンデンサーはバンブルビーからビタミンQに交換していますので、 此処の箇所は安心です。

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6・ 試聴
 では・・・試聴してみましょう・・・ノイズ大丈夫です。
 マッキンの音は濃厚で良い感じですね・・・名器の復活です。



皆様もお持ちの名器のチェックをしてみませんか。
チョットした気になる点も改善出来るかもしれません。
修理メンテナンスのお問い合わせは →  tubeaudiolabo@rouge.plala.or.jpまで!



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