2019/12/24
● 部品集め
今年真空管の大量仕入が有りまして・・・
資金が枯渇状態で思うように進みませんが、金額の大きい物はそこそこ揃えられて来ました。
トランスとシャーシは共に特注品です・・・今後の展開は順調に推移する事を願って・・・
2020/2/12
● シャーシ
相変わらずの黒色のブツブツ塗装です。
文字を入れて・・・部品の取付に入りました・・・
塗装の厚さを考慮して穴は大きめに開けています、
前はヤスリがけでしたが・・・知恵が付きました。
2020/3/3
● プレートチョーク
前段球のプレート負荷に TSMプロダクトのチョークを使います。
2個で良いのですが・・・今回は2台分の製作ですので、2倍の時間を費やしています。
フロント部分のパーツが付きました、ロゴマークを入れる場所が無いので・・・
切替えSWの下にさりげなく・・・
2020/3/5
◆ OPT
出力トランスは20Wアモルファスカットコアです。
7Kと3.5Kを二次側で切替えますので、8Ω 16Ω 32Ωで巻いて貰いました。
何かと融通を効かせて貰っていますTSMプロダクトさんに感謝。
引出線はWEの20ゲージで配線です。
2020/3/7
◆ 部品取付完了
重たいトランスの取付が終わりました。
電源部分が半分を占めます・・・贅沢なWチョーク回路です。
後は・・・6V回路をもう一工夫オープンコアですので、ボンネットが付きます。
2020/3/27
◆ 配線準備
手前に有りますのが6Vフィラメント用のACアダプターを固定する金具です。
最初は結束バンドで縛ろうと思ってましたが・・・
プロの仕事では無いと・・・板金で金具を製作して貰いました。
配線がゴチャゴチャしてます・・・上手く纏まるでしょうか・・・
2020/4/8
◆ インピーダンス切替え
頭の中がゴチャゴチャして・・・配線図だけでは間違いそうなので、
実体図を書いて其れを見ながら配線して・・・と、OUTの3.5Kと7Kの切替えです、
SPの8Ωと16Ωに対応しています。
2020/4/14
◆ 6V管用ACアダプター
ヨーロッパ6V管用のACアダプターです。
小型ですので便利です、ダイオード整流では此のスペースに収まらないでしょう・・・
突入電流防止にサーミスタを入れます、厄介な工作が終ったので配線に移ります。
2020/4/19
◆ フィラメント電圧切替え
フィラメントの切替え配線を終えて・・・ホッと一息
ご覧のように整流管の二個使い、半波の整流管も使える様に・・・
電源トランスは、3.8V5Aの巻線を出して貰いました、クライアントの要望が複雑さに輪を掛けます。
2020/4/29
◆ バイアス切替
いよいよ此のアンプの要・・・バイアス切替えの配線へと移って行きます。
何しろステレオですので、2回路分の配線が入り組んでいます。
間違いの無いように行き先に番号を記入して・・・
2020/5/6
◆ 調整
配線が入り組んでますので間違いが無いか・・・
最初に電源を入れるときは未だにハラハラドキドキです。
電圧を測定して抵抗値を決めます、何度かやっている内に面倒になりまして・・・
電流計を入れました・・・RES964で30mAチョット流れています。
良い感じに仕上がりました。
2020/5/9
◆ 終了
大分手間取りましたが、電圧配分も上手く行きまして終了の運びになりました。
部品も収まるところに収まった感じです・・・と言ってしまえば簡単ですが、
左下ホーロー抵抗の手持ちが無くて、片道60Kmを高速道路を使って・・・
何だかんだで結構思い入れの強いアンプと成りました。
2020/05/09
◆ 試聴
先ずはRES964から・・・未だエージングが進んでませんので、下の方が膨らみ気味ですが・・・
TSMプロダクトのアモルファスOUTのお陰でしょうか、静かな休日の午後にローサーが歌います・・・
甘い香りのモカと音楽と・・・至福のひととき
試聴(エージング)もお仕事です。
試聴パートⅡへ続く
2020/05/14
17◆ RS289
此の球は、カソードが赤くなるまで結構時間が掛かりますので・・・
最初はヒーター断線かと思う位です。
RS289の音は慣れると此の球で無ければ・・・
弦楽器の音は素晴らしいの一言です。
2020/05/14
19◆ PX650
手持ち唯一の6V管です。
かなり古い年代の球ですが・・・とても元気です。
まだまだエージング不足ですが、角の取れた音で女性ボーカルでの再生では・・・思わずニッコリ
2020/05/14
20◆ L491D
私は敬意を込めて魚焼きと呼んでいます。
此の球ほど見て良し聴いてよしは他に無いのでは・・・と思うくらいです。
スピード感の有るスッキリとした音は、ブルージーなケニーバレルのギターに合いそう・・・
2020/05/14
24◆ ヒラリー・ハーン
若干17歳のヒラリー・・・カワイイ
今までバッハの無伴奏は色々聴いてきましたが・・・
参りました。
ソナタ3番のラルゴ・・・
優しく包み込まれるような音色は絶品です。
オリジナルアンプに興味を持たれましたら、お気軽にご相談ください。
℡025-775-7383
E-Mail:tubeaudiolabo@rouge.plala.or.jp