１◆　ケーブル
送られて来ましたケーブルです、スッポリ抜けていました。
何か・・・嫌な予感しかしません。

２◆　分解
　では・・・バラして見ました。
　コネクターに太い線が入らないので、途中で継ぎ足ししています、
此処が外れ掛かってパチパチしていたモノと思われます。
　内部の綿巻が焦げて黒化しています。

３◆　コネクターの交換
太い線でも対応出来るように・・・IECコネクターの交換です。
圧着端子で結線します。

４◆　ケーブル端末処理
　FSKのケーブル端末処理です、5本位それぞれで綿巻きされたモノが集まっています。
　此の綿を取り除く作業が・・・厄介なのです。

５◆　ハンダ処理
　圧着後、銅線のヒゲ防止にハンダ処理しています。
　ロジュームメッキされた端子に取り付けます。

６◆　組込み
　線が太いので、スンナリとは行きませんが・・・組込みです。

７◆　完成
　完成です、1000Vメガーで絶縁を確認して・・・大丈夫です。

　※　お願い　※
　今回事細かに修理工程をアップ致しました。
　同じオーディオFSKさんの此のタイプのケーブルをお使いの方は一度点検して下さい、事故になってからでは オーディオFSKさんも心持ちが良くないと思います。

　今回の修理工程を参考にご自分でやっても良いし、近くの電気店でも可能な修理です。

　当工房に修理依頼をすると時間とお金が思ったより掛かると思いますのでよろしくお願いします。