2020/08/09
◆ シャーシ
VT52アンプも同じシャーシなので、右側のVRツマミがケースに近くて操作し難いです。
メインのVRは左右のレベル合わせで使って頂き、ボリューム調整はプリアンプで・・・
此のアンプのシャーシほぼ中央にバイアス切り替えのSWを追加致しました、此でRE604系の出力管も使って頂けます。
更に続きます。
2020/08/23
◆ 塗装上がり
塗装が上がって来ました。
OUTとプレートCHはアモルファスコアでの特注です、
前回964アンプのOUTと今回のCHが同じコアですので、
出力トランスのコアの大きさが判ると思います。
さて・・・其れでは部品の取付へと進みます。
続く
2020/08/27
◆ 上面
PX4アンプの部品がほぼ取付きました。
今まで黒色ばかり使っていましたが、此の色も良い感じですね・・・
VT52アンプとの違いはRS289のプレート結線用の赤い端子と、PX4~604の切替えSWです。
2020/08/27
◆ 端子側
後ろの端子側です。
良い部品を使っています、入出力端子は音(株)製を使いました。
入力端子は音(株)の特許製品で、アース側から繋がりますのでそのままピンケーブルを
抜き差し出来る優れものです。
2020/08/30
◆ 配線始め
部品の取付が終わりましたので、配線を始めました。
電源トランスの上は出力管のDC点火回路です、此の部分は最初に配線しておかないと
後からの配線が出来ませんので・・・
2020/09/6
◆ バイアス切り替え
厄介な所の配線がヤット終わりました。
此処はもう頭の体操ですね・・・
部品の大きさと、限られた端子とで部品の配置を考えて・・・
ゴチャゴチャしていますが、何とか収まりました。
此でPX4系とRE604系の球が安全に使用可能です。
2020/09/08
◆ ●トラブル●
出力管をPX4からRS289に差し替えて数時間エージング・・・
オヤッ・・・片側の音が歪みっぽいしDCコンバータがヤケに熱い、
無理も無いか、RS289のヒーターは2.1Aの電流が流れますので発熱も凄いです。
熱暴走でフィラメント電圧の低下ですね・・・
2020/09/08
◆ RS289
先ずはRS289でエージングです・・・高真空の球ですので、うっすらとバルブトップにグローが見えます。
プレートに十字のフィン・・・良いですね、オーディオアンプと言うより独逸の送信機と言う感じです。
2020/09/08
◆ RS289Ⅱ
電源を入れてからヒーターが点灯するまで2~3分掛かります、
球が切れているのでは・・・と思うくらい時間が掛かります。
カソードが赤くなってからも30分位経たないと本領を発揮しません・・・気の短い人には向かない球です。
オリジナルアンプに興味を持たれましたら、お気軽にご相談ください。
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