チューブ・オーディオ・ラボ

オーダーアンプ作成『PX4』     ・・・2020/7/27~【9/8完成】




 オーダーアンプの作成経過の報告スタイルです。
 9月8日…色々有りましたが完成です。

1・シャーシ図面 1

2020/07/27
◆ シャーシ図面 1
 オーダーアンプのシャーシ図面が出来上がりましたので、シャーシ製作を依頼中です。


2・シャーシ図面 2

2020/07/27
◆ シャーシ図面 2
 図面は直接計測しないでください。
 サイズはイメージです。◇◇


3・シャーシ

2020/08/09
◆ シャーシ
 VT52アンプも同じシャーシなので、右側のVRツマミがケースに近くて操作し難いです。
 メインのVRは左右のレベル合わせで使って頂き、ボリューム調整はプリアンプで・・・
此のアンプのシャーシほぼ中央にバイアス切り替えのSWを追加致しました、此でRE604系の出力管も使って頂けます。
更に続きます。


4・塗装上がり

2020/08/23
◆ 塗装上がり
 塗装が上がって来ました。
 OUTとプレートCHはアモルファスコアでの特注です、 前回964アンプのOUTと今回のCHが同じコアですので、 出力トランスのコアの大きさが判ると思います。
 さて・・・其れでは部品の取付へと進みます。

続く


5・上面

2020/08/27
◆ 上面
 PX4アンプの部品がほぼ取付きました。
 今まで黒色ばかり使っていましたが、此の色も良い感じですね・・・ VT52アンプとの違いはRS289のプレート結線用の赤い端子と、PX4~604の切替えSWです。


6・端子側

2020/08/27
◆ 端子側
 後ろの端子側です。
 良い部品を使っています、入出力端子は音(株)製を使いました。
 入力端子は音(株)の特許製品で、アース側から繋がりますのでそのままピンケーブルを 抜き差し出来る優れものです。


7・配線始め

2020/08/30
◆ 配線始め
 部品の取付が終わりましたので、配線を始めました。
 電源トランスの上は出力管のDC点火回路です、此の部分は最初に配線しておかないと 後からの配線が出来ませんので・・・


8・配線途中

2020/09/03
◆ 配線途中
 少しずつですが進んでいます・・・ 後は出力管のバイアス切り替えのSW周りですが、 上手く抵抗の処理をやらないと収まりませんので、 此が厄介なのですよ・・・


9・バイアス切り替え

2020/09/6
◆ バイアス切り替え
 厄介な所の配線がヤット終わりました。
 此処はもう頭の体操ですね・・・ 部品の大きさと、限られた端子とで部品の配置を考えて・・・ ゴチャゴチャしていますが、何とか収まりました。

此でPX4系とRE604系の球が安全に使用可能です。


10・調整

2020/09/08
◆ 調整
 配線が全て終わりましたので、始めにフィラメント電圧の調整です。
 DCコンバータのポテンショメータで規定の電圧を調整して・・・簡単に電圧が合わせられます。


11・トラブル

2020/09/08
◆ ●トラブル●
 出力管をPX4からRS289に差し替えて数時間エージング・・・ オヤッ・・・片側の音が歪みっぽいしDCコンバータがヤケに熱い、 無理も無いか、RS289のヒーターは2.1Aの電流が流れますので発熱も凄いです。
 熱暴走でフィラメント電圧の低下ですね・・・


12・完成

2020/09/08
◆ 完成
 アッサリとDC点火回路を外しました。
 AC点火です、危惧していたフィラメントハムも気にならない程度に収まりまして、 高価な出力管にも安心です。


13・RS289

2020/09/08
◆ RS289
 先ずはRS289でエージングです・・・高真空の球ですので、うっすらとバルブトップにグローが見えます。
 プレートに十字のフィン・・・良いですね、オーディオアンプと言うより独逸の送信機と言う感じです。


14・RS289Ⅱ

2020/09/08
◆ RS289Ⅱ
 電源を入れてからヒーターが点灯するまで2~3分掛かります、 球が切れているのでは・・・と思うくらい時間が掛かります。
 カソードが赤くなってからも30分位経たないと本領を発揮しません・・・気の短い人には向かない球です。


15・アルページオネソナタ

2020/09/08
◆ アルページオネソナタ
 音も大分締まってきましたのでPX4に変えてシューベルトを・・・ チェロが歌います、特に2楽章が大好きなのです。


16・RE604

2020/09/08
◆ RE604
 銘球バリュームの604でバッハを・・・ 唯々聴いています至福の一時です。



 完成・・・おしまいです。
 
次は WEのVT52アンプ

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