2020/08/10
◆ シャーシ
部品を取り付けて・・・若干の修正をして、真空管は手元に有りますので挿して見ました。
初段はレーセオン2C52、WE刻印のVT52、整流管はロジャース5X4G・・・
VT52を沈めましたので、整流管の背が高く為りました・・・思案の為所ですね。
更に続く
2020/08/27
◆ 部品取付
シャーシの塗装も上がって来ましたので、軽い部品から取り付けます。
トランス類は最後にしたいのですが、背面の端子が邪魔して付かなくなりそうなので・・・
付けちゃいました。
2020/09/10
◆ 配線開始
大分間が空きましたが、VT52アンプの配線を始めました。
部品レイアウトは前回のPX4アンプと同じですので、配線の取り回しも一緒なので
サクサクと進む予定です。
続く
2020/09/13
◆ 配線終了
配線が終わりました。
前回のPX4アンプとは出力管周りが違うだけで、後はほぼ同じですからスムースに進みました。
後は調整ですが・・・DC点火回路がヘタレないか一寸心配ですがVT52のフィラメントは1Aですので、
まあ大丈夫でしょう。
2020/09/15
◆ フィラメント
先ずはフィラメント電圧を規定値に合わせます。
AC点火で実用に為るのは4V迄で、それ以上はDCにしないとハムが取り切れません。
今回DC/DCコンバータを使いましたが、取付には絶縁ワッシャーを使って下さい。
パターンにビスが触れてアースに落ちます、フィラメントの片側がアースです・・・
ヒューズが切れました、この原因が分るまで悩んだのですよ・・・
2020/09/15
◆ 調整終了
DCコンバータに絶縁ワッシャーを入れて・・・今度は大丈夫です。
プレート電圧、バイアス電圧も良いところに入っています。
暫く初期エージングです、DCコンバータの発熱もフィラメント1Aですので大丈夫の様です。
2020/09/17
◆ 2C52
順調にエージングが進みました。
初段はレーセオン社の2C52です、余り馴染みが無いかも知れませんが12.6Vの
球を使うために電源トランスを特注致しました。
とても良い作りの軍用球です。
2020/09/17
◆ ケルテス
エージングも3日目になりまして、鳴らし始めとは比べようも無いくらいの変わりようです。
WE球の中でもVT25AとVT52は共通の趣があります、比べるとグリッドのピッチが違うくらいで
プレートは同じかと思います、グリッドのピッチが荒い分VT52の方が端正な音がします。
今回整流管にカナダロジャースの5X4Gを使いました。
此の組み合わせは、高音の抜けは良い低音の厚みはあるしVT52はホント良い音がします。
オリジナルアンプに興味を持たれましたら、お気軽にご相談ください。
℡025-775-7383
E-Mail:tubeaudiolabo@rouge.plala.or.jp