チューブ・オーディオ・ラボ

シーメンスBi使用のプリアンプ   ・・・2023/07/09~ 09/09【完成】




 シーメンスのポストチューブBiを使ったプリアンプの製作です。
 久しぶりのアンプ作成の様子、暑さに負けず順調に進みますでしょうか・・・

1・部品集め

◇7/9 部品集め
 ポスト7ピンのソケットにガイドの切れ込みが有るので、 シャーシにも其れなりの切れ込みを入れないと真空管が入りませんネ
 欧州管はソケットが色々で厄介なのですが・・・


2・シャーシ

◇08/05 シャーシ
 色々有りました7月でした。
 言い訳ではありませんが、大分時間が掛かってしまいましたがようやくシャーシが出来上りました。
 塗料は特注でメラミン焼付け塗装です、 初めての色ですので仕上がりが楽しみですネ・・・


3・部品取付

◇08/12 部品取付
 部品の取付が終りました。
 トランスは色を統一するために黒色塗装をしています、 キズ等が付かないよう和紙で保護しました。


4・裏側

◇08/12 裏側
 裏側です・・・入力は3系統有れば大体間に合うと思います。
 グランド端子を増設して有りますので、EQアンプ等の接続には重宝するかと思います。


5・配線途中

◇08/16 配線途中
 連日の暑さで中々捗りませんが、配線の途中経過です。
 後は入出力とCR部品の取付で完成予定です・・・


6・電圧調整

◇08/21 電圧調整
 配線が終りましたのでヒーター電圧を4Vに調整です。
 2本分で2.2Aと結構ヒーター電流が多いですので、6.3V3Aからの供給です。
 不具合が有りまして電源トランスを交換しています、それに伴って配線も一部変更しました。


7・配線終了

◇08/21 配線終了
 プレートに180Vで5.5mA流れています。
 Biの動作としては軽い使い方ですがプリアンプですので、丁度良い動作かと思います。


8・変更

◇9/9 変更・・・間違い探し!?変わった箇所は…
 プリアンプのゲインが高すぎましたので、電圧と電流を絞って使いやすいように変更いたしました。
 これで良いかと思います。
 裏ブタの足も最初はプラ足を使いましたが、 ハウリングが取り切れないのでクッション効果の有る足に交換しました。


9・試聴

◇9/9 試聴
 ヴァイオリンとビオラの協奏交響曲での試聴です。
 独逸ポストチューブの佇まいが良いですネ・・・
整流管のZ2bの内部構造がシッカリ作られていてとても綺麗な魅力的な整流管です。
 何日もエージングを重ねていますので、硬さも取れてよい感じに成ってきました。


10・イエローリボン

◇9/9 イエローリボン
 同じシーメンスのBiです、直管ですがベースのイエローリボンが良いですネ。
 今更ながら・・・プリ管として使うには面積の小さな球が適しています、 如何しても振動ノイズ等に大きな球は不利ですので、 其れなりの覚悟と心得が無ければ使うべきでは無いと思います。



 さて、約一か月のブランク後・・・怒涛の進捗・・・
 時間をかけた試聴エージング・・・調整も加えながらうまく仕上がりました。

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