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TELEFUNKEN RES664d シングルステレオアンプ  ・・・2024/02/22~ 04/02【完成】




 TELEFUNKENのバリューム昇華フィラメントRES664dのシングルステレオアンプの製作です。
 同時進行3台目の製作過程です。RES664d・・・お間違いなく

1・シャーシ

◇2/22 シャーシ
 何時もの鉄板シャーシでは無くアルマイト処理の板厚3mmアルミで製作して頂きました。
 中央の黒色はチョークコイルのケースです、同じ色でテクトロン電源トランスも塗装し直しました。


2・部品取付

◇2/25 部品取付
 出力トランスとチョークコイルはTSM製です、出力トランスはアモルファスWカットコアを使います。
 チョークコイルは黒色ケースに、中身はカットコアの10Hです。
 出力トランスはケースに入れませんので此のままです、ケース入りのキレイなアンプも良いのですが、 無骨な佇まいのアンプも独逸出力管には合うような気がします、其処は人其々ですので・・・


3・部品取り付けⅡ

◇2/27 部品取り付けⅡ
 電源トランスとチョークコイルのケースを取り付けました。
 並べてみるとテクトロン電源トランスの大きさに圧倒されます、 出力トランスが貧弱に見えますが、十分すぎるコアボリュームなので 出てくる音が楽しみです。


4・配線始め

◇3/23 配線始め
 少し(大分)息抜きをしていました。
 事前に周到な準備など無く配線を進めていますので、途中でラグ端子の増設、 在庫している筈の部品が無くなる等と中々進みません。
 次は厄介な増幅部分です、上手く収まるでしょうか・・・


5・配線途中

◇3/26 配線途中
 部品の大きさを考慮しながら進めていますが、手持ちの部品では収まりが悪く・・・ 又 新たな部品を注文しています。
 もう少しで完成の運びと成りそうです・・・多分


6・増幅部

◇3/28 増幅部
 スッキリと纏めたかったのですが・・・ アース母線がソケットを跨いでいますので致し方無いのです。
 部品が小さい分何とか収まりました。


7・終了

◇3/28 終了
 配線が終了してバイアス電圧のチェックです。
 手持ちの抵抗を取り換えながら初段のバイアス電圧が2V以上に成る様・・・
 出力管は控えめなB電圧です、何せ貴重な球ですので無理は禁物なのです。

次はエージングから試聴の様子を・・・


8・エージング

◇3/29 エージング
 ハムバランサーを調整して終了いたしました。
 早々にローサーに繋いで・・・交流点火でハムは聞こえないレベルですので、 独逸真空管の作りの良さが出ています。
 初段管はRFT、出力管はバリューム昇華フィラメント、 整流管は防熱型メッシュプレートと何れも独逸真空管で揃えました。
 此れで暫くはエージングです。

次回試聴報告へ・・・


8・試聴

◇4/2 試聴
 エージングも進み徐々に硬さも取れてきています。
 ロマンス2番をクレーメルで・・・ バリューム昇華フィラメントの音は独特の世界です、 加えて加速電極の有る五極管での三極管接続は音ヌケがとても良いです。



 *今回のシャーシはアルミ・・・久しぶりにいい感じです。
  と言うことで、部品の取り付けまでは順調に進みましたが・・・
  年度末の多忙に追われ(言い訳)進みがいまいち・・・でしたが3月中の完成を目指し頑張りました。
  最終報告がエージングにより4月にずれ込みましたが、良い感じに仕上がりました。
  【この作品は6月のアナログオーディオフェアでお披露目致します。】 ご期待ください。  

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