チューブ・オーディオ・ラボ

2013年 第1弾 【STC4300B】アンプ作成記 2013/1/24〜

※完成、そしてエージング・・・そして、試聴  2013/2/6 更新

巳年にちなんで、などと申しましたが何も因んでおりません。
クライアントが・・・・・苦手な様でしたので・・・・
大好きだと言う人は・・・・居るのだろうか!?


レイアウトイメージmarantz7

◇ レイアウト構想

4300Bアンプのレイアウト
こんな感じで行こうか・・・・
是が・・・・一番楽しい・・・

レイアウト図面PDF

◇ レイアウト図面

レイアウト図面が出来ましたので シャーシを発注しました。

使用真空管

◇ 使用真空管

レイアウトの写真と違いますが・・・・ 今回の使用真空管です。
整流管がRAYTHEONのER280から・・・・ ベースはBRIMARの商社ブランドですが・・・ 中身は4300Bと同じS.T.C

シャーシ

◇ シャーシ

シャーシが出来上がって来ました・・・

セットイメージ

◇ STC4300B

部品を付けて・・・・ 若干の・・・・・手直し
次ぎは塗装に出します。

塗装完了

◇ 塗装完了

 塗装が上がって来ましたので文字を入れて・・・
後ろに並ぶのは、出力トランスのラックスのカスタムメイド・・・G6861
その昔・・・・ギャラリーQの300Bアンプに使われていた記憶が有ります。
チョークコイルは『アマートラン』此のアンプの主役です。

部品取り付け1

◇ 部品取り付け1

部品の取り付けが終わりました・・・
チョット・・・・派手かな?

部品取り付け2

◇ 部品取り付け2

後姿も良いでしょ・・・・
音鰍フ入出力端子・・・RCAピンの抜き差しが実に良い・・

配線準備

◇ 配線準備

さてさて、配線を始めましょうか


雪国の楽しみ?除雪に手間取らなければ着々と進みますよ。

フィラメント電圧

◇ フィラメント電圧

4300Bフィラメント5V1.2AのDC電圧調整が終わりました
ショットキブリッジ2個とサーミスタ2個と抵抗2個、 3端子定電圧ダイオードを使えば簡単に済むのだが、 音楽を聴くアンプには使いません。
サーミスタのお陰でラッシュが有りません・・・ 電圧が徐々に上がっていきます・・・
続く

配線終了

◇ 完成!

取りあえず完成(配線終了)です。

完成!

◇ 完成!外観

4300B!完成(外観)

エージング01

◇ エージングへ

使用球が全部NOS球ですので・・・
暫く・・・・エージング・・・・
後ほど・・・調整

エージング02

◇ エージング更に続く

真空管のエージング後・・・・調整・・・・ ドライバー段の227のプレート電圧の調整・・・ 抵抗をDALEの3Wに変更・・・・ 是で手直しの配線が終了。
波形を見ながらハムバランサーを回して・・・

エージング03

◇ ひたすらエージング
後はひたすらエージング・・・
時間の経過とともに・・・・音がこなれて来る・・・ WEに比べると・・・STCは派手さが無い・・・ 落ち着いた音で好感がもてる・・・・
それにしても・・・227、 ヒーター2.5V 1.75A・・・・・ ヒーター電流の多い球は・・・・音が太い

見た目は随分とレトロな感じに仕上がったと思いますが・・・ 如何ですか。

試聴球

◇ 試聴球
4300Bのアンプは良い感じに成って来ましたので 忘れないうちに銘板を貼って・・・
楽しみの・・・手持ちの球の試聴・・・・ 此のアンプに使える球を集めて・・・・
左から・・・300A・・300Bオールド・・300B・・4300B・・ 4300B・・EH300B・・275A刻印

各試聴球 各試聴球

◇ 試聴球 右 左

試聴 WE300A

◇ 試聴 WE300A
実は・・・此のアンプ・・・
プレート電圧が低いです。
実効値で240Vですので・・・
275Aも其のまま大丈夫です。
ヤッパリ・・・・300A

試聴 WE275A

◇ 試聴 WE275A
300Bと比べると・・・・ スケールが小さくなるが・・・・
ボーカルが良い感じの275A

以上、4300Bアンプ完結
管球も良いけど、銘板もいいね!

4300Bアンプ・・・試聴も終わり・・・次はステレオEQアンプに            Topへ

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