マッキントッシュ C-11の修理       2016年 Vol.2             2016/2/28



今回は C-11の修理依頼の様子です
症状は、片チャンネルからのノイズ発生。

では・・・開けてみて
怪しい所は・・・オシロを繋いで・・・
初段からチェック
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1◆ バイパスコン
此のコンデンサーの容量抜けですね・・・
賞味期限?が切れています。

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2◆ スプラグ
スプラグの100μ25Vに変えて・・・
相変わらずの絡げ配線・・・
外すには厄介ですが・・・確実です。

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3◆ バンブルビー
ついでに・・・此処のバンブルビーも交換しましょう・・・
オイルペーパーは・・・もうダメでしょう。。

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4◆ VQ
スプラグのビタミンQに交換しました・・・
アメリカ ビンテージコンデンサーは・・・お高いですネ

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5◆ 交換部品
今回の交換部品です・・・
電源も手を加えたかったのですが・・・
電流が少ないので・・・
未だ・・・大丈夫・・・

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6◆ 試聴
では・・・アンプに繋いで・・・ノイズOKです。
LPとCDで・・・音出しチェツクです。
ブラームスのバイオリンコンチェルトをヌヴーで・・・
マッキン独特の濃さが有りますね・・・
エージングを兼ねて暫く聴いていましよう・・・。



マッキントッシュの修理は年何件かありますが・・・
やはり年を重ねると老朽化がすすみます。
皆さんのお手元の名器もたまに点検してみませんか。
修理メンテナンスのお問い合わせは
tubeaudiolabo@rouge.plala.or.jpまで!


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