トップページへ真空管オーディオフェア 2018 へ向けて!RS289 


さて、夏にもなっていないのに・・・秋の真空管オーディオフェアに向けて動き始めます。
先ずは、独逸テレフンケン RS289プッシュプルアンプを出品予定です。


テレフンケンRS289プッシュプルアンプ     8/11 再更新【音質改善】

RS289

●5/25 RS289
独逸テレフンケン RS289・・・RSナンバーですので送信用の五極管です。
シングルアンプでの結果がとても良かったのと・・・
RS289がある程度確保出来ましたので、
プッシュプルアンプで此の球の真価を問いたいと・・・まあ・・・
そんな大げさなモノでも無いのですが・・・
お付き合い下さい。

シャーシ

●5/25 シャーシ
成る可く小型に作ろうとは思っているのですが・・・・STタイプの球が五本も並ぶと・・・
其れなりの大きさに成ってしまいます。

ボンネット

●5/25 ボンネット
今回のアンプはオーディオフェア用にチョット色気を出して・・・ボンネット付きにしました。
吉と出るか凶と出るか・・・出来上がってみないと何とも言えません。

シャーシ

●6/19 シャーシ◆
塗装が上がってきました、相変わらずの黒色ハンマートーンです。
ネームを入れて・・・小物部品から取付です。
シャーシとカバーが付きますので・・・此だけで結構重いです。

部品取付

●6/28 部品取付
ほぼ部品が取り付きました。
チョット時間が掛かりましたが・・・スィッチ、ボリューム、
インターステージとアウトプット等は、取付前に配線をしておかないと後からは出来ませんので・・・
オープンコアのトランスはケースに入ります。

配線開始

●7/1 配線開始
部品が取り付きましたので・・・裏返して配線を始めます。
MT管のソケット周りはゴチャゴチャしますので・・・基板に抵抗とコンデンサーを並べて・・・
スッキリさせます。
其れでは・・・配線に掛かりましょうか・・・

配線途中

●7/3 配線途中し
ヒーター配線などAC周りの配線が終了です。
出力管のRS289が4V 2.1Aのヒーターですので・・・2本分で4.2Aの電流が流れます・・・
ヒーター配線も其れなりの線材でないと・・・電圧が落ちてしまいます。
AC周りの配線が終わると・・・ホットしますね

ワイヤー配線終了

●7/5 ◆ワイヤー配線終了◆
初段とドライバー段のB電圧調整を除いて配線が終了しました。
傍熱管ですのでハムバランサー等がいらず・・・
プッシュプルステレオアンプにしてはスッキリ出来上がったと・・・
初段〜ドライバー段もCRを基板に取り付けましたので・・・ワイヤー配線だけです。

ヒーターエージング

●7/5 ヒーターエージング
此処で・・・RS289のヒーターをエージングします・・・
整流管に水銀入りの83を使う予定でヒートアップSWを付けてありますので、一時間くらい点けっぱなしで・・・
在庫球を出来るだけ・・・

エージング後

●7/8 エージング後
RS289手持ち16本のエージングを終えました。
此の球はヒーターの立ち上がりがとても遅いです・・・
電源を入れてからオレンジ色になり始めるまでに一分間・・・さらに安定するまでに数分・・・結構時間が掛かります。

電流値チェック

●7/8 電流値チェック
ヒーターのエージング後、プレート電圧250V時のバイアス抵抗1KΩの電圧を測ります。
計測値の近い球でペア取りします・・・今回バランス回路を付けませんでしたが、近似値でペア取り出来ました。

調整終り

●7/9 調整終り
ペア組をした出力管を挿して電圧の調整です。
当初電圧が低く・・・電源トランスを280Vに、チョークをパラ接続に・・・
最後に5μのコンデンサーを追加して、ヤットプレート電圧が250Vに・・・
デカップリング抵抗を入れ・・・此で完成。

完成

●7/9 完成
洗練されたスマートさ・・・等 微塵も感じさせない外観に仕上がりました。
インターステージトランスはケースに収めましたので・・・見栄えが良いと思います・・・
出力トランスは福岡のTSM手巻きトランス・・・25Wのコアです。

ボンネット付き

●7/9 ボンネット付き
では・・・ボンネットを取り付けます・・・良い感じでしょ。
フェア会場で皆様の肥えた目に晒される訳ですから・・・この位にしないと・・・

斜めから

●7/9 斜めから
角度を変えて・・・最初トッププレートの球は結線の取り回しがどうか・・・ と危惧致しましたが慣れれば何とも無いですね。
プレートの線も派手な色は避けまして・・・落ち着いた色としました。

ヒーター

●7/9 ヒーター
折角ですので・・・83の妖しい光とRS289のオレンジ色のカソードと・・・
プレートにはキャップをかぶせます・・・展示用を考慮しまして・・・危ないですのでネ

シルベストリ

●7/9 シルベストリ
セットで購入しましたCDを一枚ずつ聴いています。
防熱極管はエージングに時間が掛かります・・・一日中鳴らしてヤット聴ける音までに成ってきました。
此から数日はエージングに勤しんで・・・時間と共に音の変化が楽しみです。

板橋商会さんのご意見を頂戴し、音質改善を行いました。8/11

手直し

●8/11 手直し
気には成っていたのですが・・・出力管部分に抵抗を増設致しました。
全体にB電圧を10V位高く致しましてRS289に1本当たり40mA流れるように成りました。
初段のEF80の負荷抵抗を半分にして電流を倍流して・・・今度は・・・良いだろう。

完成U

●8/11 完成U
アンプ全体に電流が増えましたので・・・83がとてもキレイな光を放っています。
RS289のプレートには感電防止用のキャップを付けました・・・会場で手を出すお客様が居ても・・・ 此で安心です。
肝心の音質の方は・・・大分変わりました、初段のEF80の適正動作点が分かりましたので・・・ もう大丈夫!。

 
 ちょっと間が空きましたが、今回の追加更新、実はパンフレット用の写真やら試聴やらで
 販売代理店の板橋商会さまに送付しましたところ、音質に関しての改善の提案が有りましたので、
 手直し致しました。

 改善後の音色の確認は・・・是非 真空管オーディオフェアの会場でお確かめください。

お終い・・・さて次のアンプは・・・

  ///////
  Topへ


[お問合せは、電話・ファックス→ TEL/FAX:025-775-7383]
今すぐメールを! E-Mail:tubeaudiolabo@rouge.plala.or.jp
inserted by FC2 system