●5/25 RS289
独逸テレフンケン RS289・・・RSナンバーですので送信用の五極管です。
シングルアンプでの結果がとても良かったのと・・・
RS289がある程度確保出来ましたので、
プッシュプルアンプで此の球の真価を問いたいと・・・まあ・・・
そんな大げさなモノでも無いのですが・・・
お付き合い下さい。
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●5/25 シャーシ
成る可く小型に作ろうとは思っているのですが・・・・STタイプの球が五本も並ぶと・・・
其れなりの大きさに成ってしまいます。
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●5/25 ボンネット
今回のアンプはオーディオフェア用にチョット色気を出して・・・ボンネット付きにしました。
吉と出るか凶と出るか・・・出来上がってみないと何とも言えません。
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●6/19 シャーシ◆
塗装が上がってきました、相変わらずの黒色ハンマートーンです。
ネームを入れて・・・小物部品から取付です。
シャーシとカバーが付きますので・・・此だけで結構重いです。
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●6/28 部品取付
ほぼ部品が取り付きました。
チョット時間が掛かりましたが・・・スィッチ、ボリューム、
インターステージとアウトプット等は、取付前に配線をしておかないと後からは出来ませんので・・・
オープンコアのトランスはケースに入ります。
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●7/1 配線開始
部品が取り付きましたので・・・裏返して配線を始めます。
MT管のソケット周りはゴチャゴチャしますので・・・基板に抵抗とコンデンサーを並べて・・・
スッキリさせます。
其れでは・・・配線に掛かりましょうか・・・
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●7/3 配線途中し
ヒーター配線などAC周りの配線が終了です。
出力管のRS289が4V 2.1Aのヒーターですので・・・2本分で4.2Aの電流が流れます・・・
ヒーター配線も其れなりの線材でないと・・・電圧が落ちてしまいます。
AC周りの配線が終わると・・・ホットしますね
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●7/5 ◆ワイヤー配線終了◆
初段とドライバー段のB電圧調整を除いて配線が終了しました。
傍熱管ですのでハムバランサー等がいらず・・・
プッシュプルステレオアンプにしてはスッキリ出来上がったと・・・
初段〜ドライバー段もCRを基板に取り付けましたので・・・ワイヤー配線だけです。
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●7/5 ヒーターエージング
此処で・・・RS289のヒーターをエージングします・・・
整流管に水銀入りの83を使う予定でヒートアップSWを付けてありますので、一時間くらい点けっぱなしで・・・
在庫球を出来るだけ・・・
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●7/8 エージング後
RS289手持ち16本のエージングを終えました。
此の球はヒーターの立ち上がりがとても遅いです・・・
電源を入れてからオレンジ色になり始めるまでに一分間・・・さらに安定するまでに数分・・・結構時間が掛かります。
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●7/8 電流値チェック
ヒーターのエージング後、プレート電圧250V時のバイアス抵抗1KΩの電圧を測ります。
計測値の近い球でペア取りします・・・今回バランス回路を付けませんでしたが、近似値でペア取り出来ました。
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●7/9 調整終り
ペア組をした出力管を挿して電圧の調整です。
当初電圧が低く・・・電源トランスを280Vに、チョークをパラ接続に・・・
最後に5μのコンデンサーを追加して、ヤットプレート電圧が250Vに・・・
デカップリング抵抗を入れ・・・此で完成。
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●7/9 完成
洗練されたスマートさ・・・等 微塵も感じさせない外観に仕上がりました。
インターステージトランスはケースに収めましたので・・・見栄えが良いと思います・・・
出力トランスは福岡のTSM手巻きトランス・・・25Wのコアです。
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●7/9 ボンネット付き
では・・・ボンネットを取り付けます・・・良い感じでしょ。
フェア会場で皆様の肥えた目に晒される訳ですから・・・この位にしないと・・・
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●7/9 斜めから
角度を変えて・・・最初トッププレートの球は結線の取り回しがどうか・・・
と危惧致しましたが慣れれば何とも無いですね。
プレートの線も派手な色は避けまして・・・落ち着いた色としました。
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●7/9 ヒーター
折角ですので・・・83の妖しい光とRS289のオレンジ色のカソードと・・・
プレートにはキャップをかぶせます・・・展示用を考慮しまして・・・危ないですのでネ
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●7/9 シルベストリ
セットで購入しましたCDを一枚ずつ聴いています。
防熱極管はエージングに時間が掛かります・・・一日中鳴らしてヤット聴ける音までに成ってきました。
此から数日はエージングに勤しんで・・・時間と共に音の変化が楽しみです。
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