ボリューム修理 2019年3月3日
マッキントッシュのプリアンプC20のボリューム修理です。
1・ 初見
ではカバーを開けて・・・4連VRのSW付き上手く外せるかな・・・
ボリュームは、お高いですが新品がありました。
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2・ 不良VR
後ろのブロックコンデンサーに当らないようにSWのカバーを外します。
ボリュームの抵抗値補正用のカーボン抵抗A/Bが付いています。
新しいVRには補正抵抗は必要ないです。
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3・ 取外し
全面パネルには保護用にテープを貼って・・・
配線から外していきます、違わないように番号を貼り付けておきます。
此処まで来て・・・何とツマミが外れないのです。
如何してもダメでしたのでシャフトを切断しました。
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4・ 外し品
本体からVRは外れましたが・・・シャフトとツマミは固着したまま外れません。
さてさて・・・C20のツマミだけなど手に入らないだろうし・・・
シャフトにダイスでネジを切り、ツマミとに間にスペーサーを入れ、ナットで締め付けて・・・
ヤット外れました。
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5・ 配線
先ず・・・本体に仮止めして配線を済ませます。
今度はツマミが入りません・・・そりゃあそうですね・・・
収縮用の1KWドライヤーでツマミを熱して・・・一気に差し込みました。
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6・ 整流管
マッキンのフロントフェースは電源を入れるとキレイですね・・・
整流管で音の違いを確認します。
とても気立ての良い九州の方から「試してみて下さい」と送っていただきました・・・感謝
クライアントはJAZZオンリーとの事ですので・・・レーセオンで決まりです。
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7・ 試聴
マッキンのプリアンプ中で一番音の良いC20です。
パネルもキレイですね・・・今回トーンコントロールが役に立ちまして、有れば便利ですね。
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終了
心地良いJAZZの調べを堪能しながら、試聴テスト・・・
次も、マッキンプリの修理が控えています。
また、お伝えできればと思います。
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チョットした不具合も、気になるものです。見た目も大切です。
皆様もお持ちの名器のリペアしてみませんか。
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