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イコライザープリアンプの実験     ・・・2020/9/28~【11/28更新】




 レコード用イコライザープリアンプの実験に入ります。
 実験と言うからには・・・定説通りの進捗となるか・・・どこへ向かうかお楽しみに。
 例により進捗報告スタイルで更新します、定期的にご確認を!

11/28 完成(完了)いたしました。

1・18046

2020/09/28
◇ 18046
 普通のEQプリアンプは12AX7、T7、U7等の小電流真空管が殆どですが、 タングスラム18046を使ったCR型NO-NFBのEQアンプ製作の準備に入ります。
 メッシュシールド付きの出力管です、ヒーターが20Vで一寸使いづらい電圧では有りますが 沢山有りますので・・・
 動作チェック用のバラック組みで、バイアス抵抗の値を決めます。


2・前作業

2020/10/04
◇ 前作業
 一寸時間が空いてしまいましたが、少しずつ進んでいます。
 今の状況では秋葉原に部品を買いに・・・と言うわけにも行きませんので、 部品の調達にも時間が掛かってしまいます。
 試作品ですので、取り替えが出来るようにユニットごとに分けて有ります。
 他の球に変更時もバイアスユニットの取り替えで済みますので・・・ 道程は遠い・・・


3・取付ベース

2020/10/21
◇ 取付ベース
 適当な寸法のシャーシが見付かりましたので、ベースの穴開けを終了して それぞれのパーツを取り付けてみました。


4・メッシュシールド

2020/10/21
◇ メッシュシールド
 キレイなメッシュシールドです。
 シールドが付いていることと、此の球18046が低ノイズ球と言うことでの採用です。
 此ばかりは、やってみなければ判らないの部分が多々有りますが・・・ ダメでしたら実績の有る12AU7での製作になります。


5・上部配線

2020/10/29
◇ 上部配線
 シャーシ上の配線です。
 本音はシャーシの中に取り付けたかったのですが・・・ シャーシの高さが足り無くての苦肉の策です。


6・内部配線

2020/10/29
◇ 内部配線
 内部はカップリングコンデンサーと抵抗だけですので簡単なものです。
 コンデンサーはTRWを抵抗はデールを使いました。


7・電源部

2020/11/04
◇ 電源部
 EQプリ用の電源部が終わりました。
 チョット狭いですが何とか収まりました、電源トランスは220V190mAです。
 Wチョークに47μのコンデンサーを24個使いました、リップル除去でしたら 24個も要らないのですが・・・折角のパワー管のEQアンプですので、此処は 電源のインピーダンスを下げるために物量を投入致しました。

(バンテック試供品です、感謝)


8・FRONT

2020/11/07
◇ FRONT
 FRONTパネルです。
 セレクターSWとボリュームだけのシンプルなたたずまいです。
 このままだと間抜けな感じなので、銘板を貼って引き締めました。


9・REAR

2020/11/07
◇ REAR
 端子が当らないような場所を選んで配置しています。
 ヤット・・・プリアンプらしく為ってきました、後はシールド線での配線を 残すのみとなりました。


10・ヒーター電圧

2020/11/11
◇ ヒーター電圧
 6.3Vを3回路直列にしてブリッジ整流ですが、25V位電圧が出ました。
 8本並列で供給していますので、丁度良い電圧になると思っていましたが・・・ 手持ちの抵抗で20V近くまで下げました。


11・配線終了

2020/11/14
◇ 配線終了
 配線が終わりました。
 整流管はベンディクス6106を使いましたが、思うような電圧にならずGZ34を使いました。
 プレート電圧は200V以下ですので、電流は1本当たり8.5mA位です・・・後は調整で・・・


12・試聴

2020/11/14
◇ 試聴
 メインアンプはパートリッジ搭載の71Aシングルで・・・ ハムが出ます・・・次の改造ステップに行きます。


13・変更

2020/11/28
◇ 変更
 出力管の180046から定番の12AU7に変更です。
 電源のヒーター電圧を12Vに変えシールドケースも付けました、 プレート負荷抵抗(22KΩ6W)とバイアス抵抗(820Ω3W)を新たに購入交換です。
 12AU7はパラ接続で1本5mAチョット流れています。


14・完成

2020/11/28
◇ 完成
 後はカバーを掛けて完成です。
 最初からU7にしておけば何の事は無かったのですが・・・何れ別の出力管で挑戦します。
 NFB無しのCR型は長く聴いていてもホットする安心感があります、 NFBの掛かったイコライザーはチョット聴きは良いのですが聴き込んでいると違和感があります、 巷ではNFBイコライザーばかりですので、違和感は私だけかも知れません・・・



 紆余曲折いたしましたが、何とか完成…と言う形に持ち込みました。
 ある意味実験的な要素もありましたので・・・
 またその後がある・・・かも

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