ビンテージアンプ…!?トリオ W46Kの修理 2021/12/1~【更新2021/12/2】 修理工房No.61
50年以上前のトリオの高級アンプです、ハム音が大きいとの修理です。
1◇2021/12/1 初見
W46K末尾にKが付いていますのでキット製品ですね・・・
善くぞ組み立てたと思います、自分は出来ないな・・・
年代の割に比較的キレイな個体ですね、アースはベタアースしています。
右上のブロックコンデンサーが妖しいです。
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2◇2021/12/1 不良コンデンサー
アップでご覧下さい。
真ん中から液漏れしています、此のブロックコンデンサー・・・
販売店を探したのですが入手出来ませんでした。
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3◇2021/12/1 交換
現行品のブロックコンデンサーに交換して・・・
足りないところはチューブラコンデンサーを付け足しました。
追加のコンデンサーが収まるスペースが有ったので、上手く収まりました。
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4◇2021/12/1 終了
規定の電圧が出ているかチェックです。
大幅に違うようでしたら倍電圧のコンデンサーも交換しなければ為りませんが、大丈夫でした。
出力管は7189のプッシュプルです、未だに人気のアンプですね・・・
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5◇2021/12/02 試聴
ローサーに繋いで、先ずはハムレベル・・・大丈夫です。
カーメン マクレーンでAFTER GLOWを、トーンコントロールが付いていますので聴きやすい所で・・・
昔に聴いた音が蘇って来ます、当時は憧れのアンプでしたので今でも其れなりの人気があるみたいです。
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◇問題のハム対策は改善しましたが・・・
昔々(50年以上前)聴いた記憶が蘇りましたが・・・
月日の経過とともに趣向が変わったか・・・
当時の憧れだった音が・・・
改めて聴くと、好みが変わったかと思うくらい無感動・・・
(個人的感想・・・)
継続して聴かれている環境が一番良いのかと・・・
依頼者の下で再び良い音を奏でていただきたいものです。
復帰意を喜んでいただけたら幸いです。
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◇以上、完了!
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