◇　部品取付
　シーメンスを鳴らすなら同じシーメンスの球が良いのでは・・・単純な発想で始めました。
　出力管は未だ入手してませんが、F2a11にタップリ電流を流して使う予定です。
　ラジオの音の鉄仮面を少しでも豊かに鳴らそうと・・・お付き合い下さい。

◇　配線準備
　初段管でステレオ合成してモノラル信号を出力管に送ります。
　12AU7/ECC82辺りをを考えていますが、シーメンスロゴが出てくれば良いのですが・・・
　整流管はシーメンスのロクタル管AZ21です。

◇1/5　配線途中
　久しぶりにベルデンのテフロンワイヤーを使っての配線です。
　初段管周りがゴチャゴチャしてますネ、チョークコイルが無ければスッキリするのですが・・・
出力管の入手目当ても付きましたので配線を進めて行きます。

◇1/5　配線終了
　配線が終りました。
　電圧調整を進めて行くのですが、出力管待ちで一先ず棚上げです。

◇1/7　完成
　シーメンスロゴECC82の在庫が有りましたので、此で使用真空管はシーメンスで揃いました。
　独逸の球は作りが良いですネ・・・見ていて飽きません。
　最初は出力管のプレート電流が少なめでしたので、B電圧を上げるかバイアス抵抗を換えるかですが、 手持ちのメタルクラッドを250Ωに、プレート電流50ｍAに成りました・・・ 　本音はもう少し流したいのですが、まあ良しとしましょう。

◇1/8　上弦
　上弦の後面開放型箱に、バッフル加工をカサハラ工芸さんにお願いして上手く収まりました。
　他の部屋は寒いので、リビングに設置してエージングをしています。

◇1/8　動作中
　結構明るいオレンジ色で存在感有りです。
　軽い動作ですが結構熱くなりますので、メタルベースに風穴が有るのも納得です。

◇1/8　藤原真理
　J.S.バッハ無伴奏チェロ組曲と言えばカザルスですが・・・ 藤原真理さんのバッハは聴いていてスート耳に入ってきます。
　エレガントで楽しいです、繰り返し繰り返しエージングを兼ねて聴いています。
　鉄仮面用侮るなかれ・・・以外に低音も豊かに出ていますので、音楽を上手く聴かせてくれます。