緊急対応!マランツ7の修理   2023/05/25




 お断り出来ないお客さんのマランツ7・・・久しぶりに修理工房を再開致しました。



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1◆ マランツ7
 ボリユームガリ音での修理依頼です、15000番以内の7ですので結構なビンテージ品ですね。
 パネルを外さないとボリュームが外れないので・・・
 厄介なアンプですが、マッキンのガラスパネルよりは未だ作業はしやすいです。

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2◆ 500K2連Aカーブ
 クラロスタット500K2連Aカーブ・・・同じモノは日本国内に無いと思います。
 代替え品を色々探してはみましたが、500KのAカーブ2連ボリュームは無かったです・・・

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3◆ カナダ製PEC
 カナダ製PECの100K Aカーブ2連ボリュームを取り付けました。
 高インピーダンスの入力(ラジオ等)を使わなければ、問題なく使えますので、 取付け穴もシャフト径も同じでそのまま交換出来ます。

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4◆ 思い出しました
 前に此の7は当方でバンブルビーからブラックビューティーに交換したアンプでした。
 その際カソードバイパス等もスプラグに交換済みでした、開けてみて思い出しました。

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5◆ 試聴確認
 パネルを取付てツマミの位置を合わせながら慎重に取り付けます・・・
 完成しましたので、試聴確認・・・問題なしです。

◆ ご注意
 ビンテージアンプはオリジナル品に拘ってもパーツが有りませんので、 不具合を我慢して使うか代替え品でストレス無く使うかの何れかになります。
 マランツ7及びマッキンC20、C22等のボリューム交換修理はパーツが入手出来ませんので、 当工房での修理はお断り致します悪しからず。


 以前も修理をしたという経緯からの再修理ということになったアンプです。
 でも、次の不具合時には前記のように部品の入手困難などの理由から再び手を加えられることは無いと思います。
 ビンテージ品の維持は難しい問題があります。上手に使いこなして長持ちさせてほしいものです。



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