P&C 50アンプの修理 6/19【更新】 2018年 Vol.1
P&C 50アンプのメンテナンスの依頼が有りましたので、顛末を報告致します。
本年初修理レポート・・・さて、その症状は・・・
1◆ 初見 その1
先ずは・・・中身を拝見・・・
言葉が出ません・・・
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2◆ 初見 その2
キットでは無い製品を購入したそうですが・・・
他の方が手を入れたのかなー・・・
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3◆ 初見 その3
角度を変えると・・・こんな感じです・・・
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4◆ 既設トランス
50のドライバーに使われていたトランスです・・・
一次側に電流は流せそうに無いのでクラーフ結合の回路でした…
トランスは・・・ほぼX7と同じ大きさです・・・
出力管をドライブする様なトランスでは無いですね・・・
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5◆ 使用部品
初段管を6C6から・・・シーメンスのC3gに変えます。
インターステージも一次電流が流せるモノに・・・
50のアンプですので…この位の部品は必要でしょう・・・
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6◆ 新設トランス
既設の配線をほぼ外しました・・・
幸いトランスがリード出しですのでトランスを取り付けるスペースが有ります。
取付板は1.6mmの鋼板を特注加工して貰いましたのでガッチリ取り付きました。
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7◆ フィラメント電圧
最初から配線のやり直しです・・・
フィラメント回路にハムバラを付けました・・・
整流回路もπ形に・・・
仮付けの抵抗で電圧調整です・・・
此の抵抗で上手く収まってくれました。
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8◆ 配線終了
初段の電流値をデカップリング抵抗で調整して・・・
手持ちの50を挿してハムバランサーの調整です・・・OK
出力管が 50ですので・・・この位の部品を使わないと・・・ネ
信号の配線はWE77Aのトランスをバラした非メッキ銅線をを使いました。
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9◆ 試聴 06/19
手持ちの50を挿していよいよ視聴です・・・
最近好んで聴いているドボルザークの新世界から・・・
何だかんだで指揮者別に6枚位購入しましたが、中でも此のケルテスがローサーには一番・・・
C3gの三結増幅ですのでプリアンプを介して聴くのがレベル的にベストですが、幸い此のアンプに入力トランスが入っていますので此処に繋いで・・・ヤッパリ50の音はは良いですね・・・
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10◆ 完成 06/19
完成です・・・インターステージトランスのエージングを兼ねて連続10時間の音出しです。
此のインターステージトランスは最初から中高音の抜けは良いし、低音は分厚く押し出しが良いし…
此はお勧めです。
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随分お待たせ致しましたが、納得できる音に仕上がりました。
皆様も、お手持ちの名器、気になることがあればご相談を・・・
[お問合せは、電話・ファックス→ TEL/FAX:025-775-7383]
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