浅野 勇氏製作アンプのリペア   2023/06/04




 今回は浅野 勇氏製作アンプのリペアです。
  リンク先には「魅惑の真空管アンプ」で浅野氏の作品紹介がされています。→ www5b.biglobe.ne.jp/~tritium/asano-amp.html



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1◆ 絶縁不良
 電源を入れるとバリバリと嫌なノイズが出て来ました・・・暫くすると収まります。
 此はコンデンサーだな・・・取り外して絶縁チェックです、抵抗になっていました。

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2◆ コンデンサー色々
 左上のコンデンサーの代わりを手持ちで探してみました、 何せ古いアンプですのでフィルムコンよりペーパーコンでしょうネ

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3◆ DEL RITMO
 国産DEL RITMOのVQオイルペーパーコンに交換です。
 此のコンデンサーも在庫限りのモノを購入した残りです。

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4◆ モノラル合成器
 メインアンプが600Ω入力ボリューム無しのモノラルアンプですので、ステレオをモノラルに合成する大げさすぎるアンプです。
 左が83V整流の電源部、真ん中がCV4003で合成して600Ω出力、右がボリュームコントロールで東京高音電波のT型600ΩATTが付いています。

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5◆ 50シングル モノアンプ
 大好きな球の50です、STバルブの方が安心して使えますがナス管の堂々とした姿態もとても魅力的ですネ。
 でも・・・残念ながらナス管で元気な球は少ないです。

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6◆ ローサーPM7
 最近はステレオのPM2ばかりでしたが、久々のPM7の出番が来ました。
 バッフル面積が狭い分率直な音が飛んできます・・・歌モノはコレ

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7◆ 中本マリ
 TBM-21 若い頃のマリさん・・・ハスキーな声で実に心地よく歌ってくれます。
 50とローサーの組み合わせ・・・至福の時間です。

◆ 今後の行方…雑感
 前回に続きビンテージアンプの修理紹介でしたが、パーツの入手が困難なことに変わりはございません。
 年々残り少なくなってゆくオリジナルパーツ・・・代替え品で蘇らせるか・・・試案どころです。
 オリジナルの味わいと違うものになるのかはたまたよりよくなるのか、調整には苦労しそうです。
 真空管自体の経年劣化も気になるところですが、それも味わいか・・・


 以上、修理工房はしばらくお引き受けできない旨告知しておりますが、やむを得ない事情状況もあるかと思います。  当方のパーツ在庫状況にもよりますが皆様のご期待に沿えないこともあろうかと思います。
 ご了承ください。



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